カテゴリ:てぬぐい( 5 )

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2011年の忍者シリーズから
晴三のてぬぐいを
染めて下さっている
一瀬さんです。
ご自身もAlnico Indigoの名で
オリジナルてぬぐい作って
おられます。


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前回までの行程で
糊をひいた晒を染め台の
上に置きます。
台は網状になっておりまして
下から空気で吸引できるように
なっています。


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色を差し分ける時は
糊で土手を作って
色が混ざらないようにします。
今回は2色です。


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ヤカンと呼ばれる
じょうろのような容器に
染料を入れて注ぎます。

ん?注ぐ・・・?
だから「注染」か!!
と、ここはガッテン
するところ。


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黒と草色の2色染め。
きわの所をボカして下さい
という私のオーダーに、
糊を置く範囲を変えたり
染料を吸い込む空気を
調節したり・・・
職人技〜!!


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片側が終わったら、
ひっくり返して
反対側からも染料を注ぎます。
何十枚も重ねて染めるので
中の方までなるべく同じように
染みるようにするのですね。

写真は1枚めくった所。
キレイに染まっているのか?
洗って乾かしてみないと!


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まずは水槽に入れて・・・
この機械が前後に動いて
ジャブジャブしてくれます。


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長〜い水槽の中を移動させ
キレイに糊を落とします。
昔はこの作業を川で
やっていたのですね。
だから染め屋さんは
川の近くにあるそうです。
馬込川水系!



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そして干場で干します。
高〜いところに
職人さんがいるのが
分かりますでしょうか?
このまま風を通して自然乾燥。
だから染め屋さんは
風の強い所にあるそうです。
遠州のからっ風!



というわけで、今回見学させていただいた行程はここまで。
このあと乾いたてぬぐいを絵柄にあわせてカットしていただいて
晴三の所に送られてくるのです。
どんな仕上がりになっているのか・・・
ドキドキでワクワクです。

お楽しみに〜


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晴三のてぬぐいは「注染」という方法で染めてもらっています。
先日、その行程を見学させてもらいましたので
2回に分けてご紹介いたします。

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今回お邪魔したのは
浜松市の二橋染工さん。
よろしくお願いします〜


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染められるのを待つ
晒(さらし)の反物。
無地染めされてるものも
あって、色とりどりです。



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キレイに紗張りされた
晴三新作てぬぐいの型紙!
立派な姿になって・・・
と、感無量。

ピシッと木枠に
固定されています。

晒に糊をひく
作業の始まりですよ〜



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型紙の下に晒をしきます。


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バタンと木枠をおろして
晒の上にピタリと
型紙をあてます。


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そして、大きなへらで
防染糊を均一にひきます。

スッと軽くひいて
いらっしゃいますが、
糊もへらも重いので
すっごく難しいのです!
職人技〜!!
(東京和晒さんのてぬぐい
実践塾で体験しました。)



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パタンと木枠をあげると
キレイに糊がひかれています。
この糊がついたところが
染まらずに白く残ります。


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その上に折り返して
晒をしいて・・・
同じ作業の繰り返しで
何十枚も重ねていきます。



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そして最後に糊が崩れないよう
おがくずをまぶして
糊ひきの作業終了です。
ここから染めの行程に
バトンタッチ。

染め編・その2へと
続きます〜



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「てぬぐいができるまで」はちょっとお休みして、
今週はてぬぐいの使い方をご紹介します。

色んな使い方があって本まで出てますが、
その中で唯一私が実践しているテッシュBOXカバーです。
なぜ実践しているかというと・・・切ったり縫ったりしなくて良いからです!

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まずは、
てぬぐいを裏向きにして
両端から中央に向けて
折ります。

晴三てぬぐい
「カツオ」を使います。

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反対側も折って
三つ折りに。

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真ん中に
テッシュBOXを置いて

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テッシュBOXを包むように
てぬぐいの両端を折ります。

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こっち側も重ねて
折ります。

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そして、重なった所から
てぬぐいの角を
ひっぱり・・・

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出して・・・

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ピシッと伸ばします。

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四つ角全部
ひっぱり出したら

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ひっぱり出した部分を
きゅっと・・・

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結んで・・・

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完成です!
チョー簡単!!
今すぐ出来ます。

テッシュを替えるときは
一方だけ結び目を解いて
そっとBOXを入れ替えれば
OK。

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「だるまころがし」
バージョン。

気分や季節で
てぬぐいの柄を
替えてみるのも
良いかもしれません。


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さて、図案ができていよいよ型彫りです。
型紙は和紙を柿渋で張り合わせた渋紙を使います。
図案はプリントアウトしたコピー用紙を貼ったり、
カーボン紙で写したり、直描きしたりします。
コピー用紙貼ると厚みがでるので
ちょっと切りにくいです。

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型紙彫り専用の道具も
ありますが、私は普通の
デザインカッター使います。
型がバラバラにならない
ように、所々「つり」を
つないで彫ります。
写真のピンク色の部分が
「つり」ですよ。
※実際にはピンク色じゃ
ありません


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彫り上がったら、
小麦粉を水で溶いて
火にかけて作った糊で
型紙の裏側から
新聞紙を貼ります。

型紙はてぬぐい1枚分を
原寸大で作ります。
染め方によって
違うみたいですけどね。


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糊が乾いたら、
「つり」を切り落とします。
新聞紙にくっついてるので
型はバラバラに
なりません。

・・・と、晴三に
できる作業はここまで。
あとは職人さんにお願い。


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次は紗張りという作業です。
網目状のものが紗で、
それを漆で型紙に貼付けて
補強する・・・みたいです。

どんなふうにしてるか、
見た事無いのですよ。
そのうち、
取材に行かなければ。



次回はいよいよ染めです。
プロの職人さんの技を見学に行きますよ。


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先週Facebookにてぬぐいの型紙制作行程をチラリと載せましたら
一部の方(正確には一人)にご好評いただきまして、
せっかくですから最初からご紹介しようかと思います。

ちなみに・・・初めて染めのてぬぐいを作ったのが2009年。
その時に3種類作ったので、以来毎年3種類作るようになってます。
2011年からその3種類がシリーズ化。この年は忍者シリーズでした。
2012年から型紙を自分で彫るようになりまして、今に至ります。

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そんなわけで、ウンウンと
唸りながらネタを考えます。
3種類考えるのって
なかなか難しい・・・
落書きしながら考えます。



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図案が決まったら
ビシッと清書して
パソコンに取り込みます。



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そして、90×36センチの原寸大でデザインします。
これがそのまま下絵になるんですね。
配色もいろいろと試します。
画像ソフトって便利ですねぇ〜

この図案をプリントアウトして
下絵として型紙に貼ります。
このために、プリンター買い替えるとき
A3サイズがプリントできる機種にしました。

と、ここまでが下絵ができるまで。
あっさりと書きましたが、一番時間がかかるのは
ウンウン唸って図案を考えている所です。
なにせ、1年越しですから・・・



次回は型紙制作編。
お楽しみに。




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